「巨大な火口、ラノ・カウ」

空港から南西へ向かうとラノ・カウ火山がある。巨大なカルデラは直径1.6キロ、雨水によりできた火口湖までの深さは200メートルと壮大なパノラマを造り あげている。

頂上からの景観は地球上のものとは思えぬほど圧巻で壮大。火口にはトトラ(葦)が生い茂り、水深は100〜150メートルにも及ぶ。

このカルデラは、風の強いイースター島において天然の温室の役目を果たし、葡萄やオレンジ、グァバ、バナナ、いちじくといった果物が栽培されていた。

また、湖のほとりには多数の岩絵も発見されている。