「謎の文字」

南太平洋地域で唯一の表示文字であり、ブストロフェンドン式(最初は右から左へ、次行は左から右へと交互に記述していく)という 複雑な表現方法をとる「ロンゴ・ロンゴ文字」。

未だ解明できず、ホツ・マツア王が移住してきたときに書板を持参したとも、西欧文化との接触以後生まれたとの見方もある。

1862年にペルーの奴隷船により島の長老や「ロンゴ・ロンゴ文字」の最後の解読者が連れ去られたしまったことにより、誰一人としてこの文字を読めるものがいなくなり今日にいたっている。



上は「書板」に刻まれた本物の「ロンゴ・ロンゴ文字」。
右はみやげもののテーブルクロスからコピーしたもの。